hidechichi style

父親の視点から考えてみよう

父親になる?

世にいうイクメンと呼ばれる

我が子はもちろん、妻へのケア

も怠らない男性には怒られる話

かもしれませんが…。

 

hidechichi.hatenablog.com

 

僕の場合、結婚して四年間は二人

の生活を満喫していた事もあって、

子供を授かったとわかったときは

手を取り合って喜びました。

 

好きなものを食べたり呑んだり、

趣味の旅行にもたくさん行って、

このまま二人の生活が続くのも

悪くないかもな~と思ってみた

時期も正直ありました。

 

それからの生活といえば、妻への

労りはもちろん、検診の立ち会い、

ベビー用品の準備など、慌ただしく

時が流れ、気がつけばあっという間

に臨月を迎えました。

 

そこでふと気がついたんです。

 

” そうだ、もうすぐ父親になるんだ… ″

 

世のお母さん、とくに初産となる

女性たちは胎動を感じながら日々、

育児のスタートラインに立つ準備

をして、期待と不安と、何よりも

覚悟をもってその瞬間を迎えよう

としていると思います。

 

では父親となる男性は

どうなんでしょうか。

 

身重になっていく妻、どんどん成長

していく様子がわかるエコー写真や

動画、先生の診断など、隣に座る僕

も緊張感が増していきました。

 

でも、この緊張感というのは、

母子共に無事に出産してほしい!

と願う気持ちからくるものであり、

そこには「父親になる」という意識

がスッポリ抜け落ちていたように

思います。

 

なので…

 

無事に出産し、病室のベッドの上で

愛おしそうに我が子を抱く妻を見て、

軽々しく、「一緒に育児を頑張ろう」

とは言えませんでした。

 

なぜなら妻は、我が子を授かった

十ヶ月も前から、すでに母親としての

準備を肉体的にも精神的にも始めて

いて、出産当日のあの姿はもう何年

も前から母親となることをわかって

いたかのような振る舞いでした。

 

対する僕は、育児というスタートは

おろか、父親としての自覚も足りず、

妻のテキパキとした指示に従うだけ。

 

出産前、妻にあれこれ子育ての夢を

語って、イクメンになれる素養あり!

と自認していたのに、いざ生まれて

きた我が子を前にして、何から手を

つけていいのかわからない。

 

 

これが一年前の僕でした。

 

hidechichi

 

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