hidechichi style

父親の視点から考えてみよう

12月27日

前記事からの続きです。

妻の言動と情緒の波を分析すると、
毎月ほぼ同じ日数、期間で発動する
ことが分かり、かなりの高い確率で
PMS(月経前症候群)を発症していた
と思います。


気分転換にプチ旅に連れて行ったり、
義妹に協力してもらい、姉妹水入らず
で語り明かしてもらったり。

榛名山めぐりなど。
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何より僕が困ったのは、PMSが発症
していない時の妻がひどく自己嫌悪
に陥ってしまい、私はダメな母親だ!
となってしまうこと。


そして何度も謝られてしまうので、
僕もそれを慰めることに追われて
なかなか婦人科を受診させるまで
の一歩が踏み出せずにいました。

というのも、妻側の親族は揃って
医者嫌いの家系のようで、よほど
のことがない限り、病院にかかる
ことはありません(もちろん妻も)


しかし、このままズルズルと
処方しなければ、僕のほうが
先に参ってしまいます。


やがて年末となり、娘にとって
初めてのクリスマスを祝った後、
きちんと妻と話し合い、婦人科
を受診させよう!と決めた矢先、

忘れもしない、12月27日です。


僕はその日、仕事の都合で夕方から
都内のホテルで会合に参加しており、
電話に出れない環境でした。

懇親会となり、立食スタイルの
会場から解放されたのが20時前。

携帯を見ると、妻から限度いっぱい
の不在着信と、数十件のLINEが。


そこには、娘が突然痙攣を起こして
救急車を呼んだことや、いま市内の
病院にいること、僕との連絡が取れ
ないため、やむなく隣県に住む両親
に助けを求めたことなど、切迫した
状況が書かれていました。


タイミングが悪い時というのは、
本当にとことん悪いもので、この
時ばかりは仕事を恨みましたし、
何より娘の身を案じると病院まで
の道のりももどかしく、何も手に
つかなかったのを覚えています。


長文につき、次回に続けます。


hidechichi


前回の記事です。
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