ふとしたきっかけで、ホリエモンこと
堀江貴文氏が、近畿大学の卒業式の中
で語った動画を見る機会がありました。
彼が卒業生へ贈った言葉は、これからの
育児にも符合することが多く、僕自身も
背筋が伸びる想いで聞き入りました。
★自分で出来るだけ多くの情報に接する★
インターネット社会、スマートフォンの普及
により、世界中の天才たちが凌ぎを削って、
勝手に世界を変えようとしている現実に早く
気がついてください。その情報を得るツール
は揃っています。
★得た情報を自分の頭で考えて発信する★
情報を得るだけでは駄目です。その情報を
自分の頭で整理して、それをブログやSNS
などで発信する癖をつけてください。
★インフラ未整備だった国々の成長力★
経済大国と云われた日本も、インターネット
の普及により、東南アジアやアフリカ諸国の
人々に対して、知識や情報量で優位性を保て
なくなってきている現実に気がつくべきです。
★世界最高峰の知に触れる機会は平等★
アフリカの山奥の人達でさえ、インターネット
を通じて、世界最高峰の知を簡単に手に入れる
ことができる時代になります。そんな彼らと、
皆さんは同じ土俵で生きていくことになります。
★今の常識はまったく通用しない★
常識は五年、十年単位で簡単に書き変わります。
そしてそのスピードは、グローバル化によって
加速していくことになると思います。
★今を集中して生きる★
老後のことは老後に考えましょう。いくら
心配したところで、五年先の未来すら予測
できません。今を一生懸命生きてください。
未来を恐れず、
過去に執着せず、
今を生きろ。
堀江氏の言うとおり、インターネットを通じ、
世界中のどこへでも情報を取りに行くことが
できる社会というのは、これまで築きあげて
きた国家レベルの権威ですら、簡単に無力化
できるほど、末恐ろしいことです。
現在の円熟しているように見えるグローバル
社会も、娘が物心つく頃にはさらなる進歩を
遂げているでしょうし、学生を経て社会人と
なる頃には、今現在では想像すらしなかった
常識が新たに生まれている…
それを考えたとき、
やはり僕たちは、未来ある次世代の新人類に
情報戦で取り残されることがないよう、常に
学習を続け、最先端の情報まで見聞しておく
必要があるということです。
親として娘の行く末を按じ、全力でサポート
を誓っていても、次々と変化する「常識」に
取り残さないよう努力をしなければ、あっと
いう間に、浦島太郎になってしまうかも…。
そんな危機感を持たされるスピーチでした。
hidechichi
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書) [ 堀江貴文 ]