1歳となった娘は、つかまり立ちをマスターして
いよいよ今から歩き出そうという時期に来ました。
手足の力もついて、今すぐにでも歩けそうな気配
を漂わせているので、つい親としても期待をして
しまうところですが、ここが我慢のしどころ!と
思って、手助けすることなく見守っています。
朝起きてから夜寝るまで、娘自身が判断して
実行する機会は無数にあります。
母ちゃんのところに行くには、どのルートで、
どの家具を掴んで、最後はどっちの足にしがみ
つこうかなど、常に自分で判断して行動する様
は見ていて微笑ましい限りです。
誰が教えたわけでもないのに、まるで岩場を登る
ボルダリングの選手のように、次の足場を探して
どうすれば目標とする到達点まで辿り着けるか…
一生懸命、自分で判断して実行するんです。
これって凄いことですよね。
今がこの「判断力」を育む絶好の機会と捉えて、
毎日少しだけ物の配置を替えたり、少し昨日より
遠いところから呼んだり、日々新たに判断させる
機会を作っています。
ここで培った判断力が、将来の主体性を持った
人間となるベースになりますし、無数の情報が
溢れる社会においても、人に流されない自主性
が身につくと信じて育児をしています。
僕は父親として、この気持ちを生涯持ち続けたい
と思っていますし、娘が自分で判断した事ならば
出来る限り応援してやりたいと思っています。
hidechichi