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父親の視点から考えてみよう

夫婦間のリスペクト

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今朝のニュースで「疲弊するイクメン」を
題材にした特集記事が配信されていました。



男性の育児参加が進む昨今、疲弊したイクメン
指して「パタニティーブルー」なる造語が作られ、
苦しんでいる父親が増加中とのこと。


しかし、どうも記事内容を読んでいくと、そもそも
違和感が拭えないことが多々あったので、自分への
戒めの意味もこめて、僕の考えを以下に書きます。


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そもそも夫婦関係というのは、平等であり対等で
あることが前提で「婚姻」関係にあると思います。


わざわざ口にだして平等や対等を主張するもの
ではなく、夫婦間で家族の絆を深めて、それを
恒久的に形成していくものだと思っています。


僕の妻は専業主婦ですが、彼女は子供の側にいて
たくさんの愛情をそそぎ、親子の絆を日々深める
責任を果たしてくれています。


僕はそのことに深い感謝と、リスペクトの気持ちで
いつもいっぱいなわけですが、その想いがあるから
土日は少しでも妻が休めるよう、僕なりに工夫して
やれることをやっているわけです。


妻は妻で、僕が社会で働き続けていることに深い
リスペクトをもって接してくれますし、休日出勤
や長期出張、夜の会合があった時も、まず最初に
顔を見るなり「お疲れ様」と声を掛けてくれます。
そして繰り返し「ありがとう」と云ってくれます。


hidechichi.hatenablog.com


夫婦の在り方において、「平等」や「対等」を
過度に意識するあまり、どちらかが何かの拍子
に出来なかった時、心の奥底で「ずるい…」と
思う心理状態になってしまう話をよく聞きます。


本来、夫婦間に「ずるい」とか「不公平」という
感情が芽生えた時点で、関係は冷えきっています。


誤解を恐れずに云えば、そのような感情になった
夫婦は、リスペクトが圧倒的に不足していますし、
彼氏彼女の関係よりも重症化していると思います。


この記事のように、父親が平等を意識するあまり
義務を怠ることへの自己嫌悪に陥ってしまう原因
は、裏を返せば妻への平等の押し売りです。


夫婦というのは、愛情によって結ばれるべきで
平等や対等が書かれた覚書に沿った契約を結ぶ
わけではないはずです。


夫婦はお互いを常にリスペクトして、どちらかが
欠けても子供にとってマイナス要素になることを
自覚して、これからも家族の絆を深めていきます。


hidechichi


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