僕が仕事から帰宅して、リビングに通じる廊下の
ドアを開けると、1歳の娘はくしゃくしゃの笑顔
で嬉しそう出迎えてくれます。
父親冥利に尽きるというか、知り合いのオジサン
からランクアップして、ようやく「父親」として
認識されてきた喜びを実感しています。
では逆に、1歳の娘のほうから見て、僕の存在と
いうのはどのようなもので、母親以外で最も親密
な存在として、どこまで信頼を寄せているのか?
そんなことをふと考えてみました。
以下、娘視点で書いてみます。
まず、大概は夜になると登場するオジサンで、
母ちゃんに夜ごはんを食べさせてもらった後、
休憩の時にふいに帰宅する人です。
このオジサンは手を伸ばすと、すぐに抱っこして
くれるし、割りと長時間やってくれるので、毎日
の日課になっています。
たまに2日か3日、突然いなくなったりするけど、
帰って来た時にはプレゼントを渡してくれます。
週に2回ほど、ずっと一緒にいてくれる日があり、
オムツ交換や、3食ごはんを食べさせてくれます。
とても不器用だけどお風呂にも入れてくれます。
母ちゃんの時はちょっと悪戯をしたくなるけど、
このオジサンの時は念のため、おとなしくして
おこうと今は思っています。
それと、このオジサンはよく本を読んでくれて、
何度でもお気に入りのページを読ませてくれます。
たまに母ちゃんとケンカするけど、私が間に入って
足に抱きつくと、言い争うのをやめてくれます。
まだこのオジサンのことはよく判らないけど、
母ちゃんと仲良さそうなので、とりあえずは
私も仲良くしておこうと思います。
hidechichi