黄門様として名高い徳川光圀公が残した名言です。
~人生、楽ありゃ苦もあるさ~ の唄の通り、
苦しい時ほど「楽の種が芽生える」ことを
意識して、日々生きたいものです。
ある一定期間、あまりにも不運なことが続くと
どうしてもネガティブな心持ちになってしまい、
心底嫌気がさしてしまうことはありませんか?
またその逆に、例えば楽しかった旅行の最終日、
翌日からの仕事のことや、未解決の課題などが
ふと頭をよぎってしまったりしませんか?
昔、僕が通っていた中学校の先生の中に
一風変わった男性がいて、その人いわく、
いま君たちはすごく楽しそうにしてるけど、
その楽しいこともいつか終わってしまって、
そのあとは嫌なことしか起きないんだよ。
と云って、日頃から喜怒哀楽をほとんど見せず、
しいていえば陰鬱な雰囲気を持つ人がいました。
当時の僕たちは「なんて夢のないことをいう奴だ」
と云って陰口を叩いたりしていましたが、今にして
思うことは、きっと先生自身が歩んだ人生経験から
僕たち生徒には早めに現実を伝えたかったのかな?
とも思います( 言い方はともかくとして…。)
もちろん、現実はとても厳しいことが多いですし、
思い通りに行くことのほうが少ないと思います。
ですが、楽しい時は心から楽しんで、苦しい時だけ
やがて芽吹く楽の種を楽しみに人生を謳歌したい!
と、都合よく解釈していいと思います。
僕も悪いことが続いた時は、あえて神様が楽の種を
撒いてくれてるんだ!と思って、気持ちを切り替え
るようにしていますし、実際そう考えるだけで解決
できる悩みも、実はたくさんあると思います。
hidechichi