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父親の視点から考えてみよう

最初はみんな赤子だった

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連日、神奈川県座間市の事件についての報道が
されていますが、容疑者の犯罪歴や交遊関係も
明らかになり、組織的な犯行の可能性も含めて
慎重な捜査をしていると思います。


こうした異常犯罪が発生し、容疑者が逮捕されると
必ず周囲の住人や、幼少期を知る友人知人が当時の
印象を答えている姿が報道されますが、判を押した
ように「そんな人には見えなかった」という答えが
大半を占めているように感じます。


こうした声を聞くたびに思うのですが、どんなに
凶悪な犯罪者であっても、この世に生まれた時は
誰もを幸せにしてくれる赤ちゃんだったはずです。


ミルクや離乳食をもらい、衣服や靴を与えられ、
気がつけば義務教育を受け、たくさんの関係者
に助けられて今日に到ります。


特に乳幼児期は両親をはじめ、近所の人々からも
交流があれば可愛がられ、みんなから無償の愛を
知らず知らず受けてきたはずです。


中には両親の愛情を十分に受けられなかった人も
いるかもしれません。ですが両親の代わりに必ず
誰かが愛情を持って接してくれたおかげで、成人
としてここまで生きてこられたのだと思います。


それなのにどうして、殺人のような
凶悪な犯罪を犯すのでしょうか。


犯罪を犯す前に、一瞬でも幼少期の記憶や、
家族やお世話になった人々の悲しむ姿が想像
できなかったのでしょうか。



犯罪者になる子、ならない子―手遅れになる前に親ができること


子を持つ親として、また今回の事件で犠牲となった
若者たちの無念さを想うと、残念でなりません。


それと同時に、手塩をかけて育てた我が子がいつ
犯罪被害に遭うとも限りませんし、逆に凶悪犯罪
に手を染めないという保証はどこにもありません。


もっと犯罪心理であったり、幼少期にすべき躾に
ついて今一度、家族で学ぶ必要性を感じています。


そして最終的には「自分の身は自分で守る」ことを
しっかりと教えて、そのための知識や判断力を養う
教育も施していきたいと思っています。


hidechichi


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