先日、遅まきながら娘が公園デビューを果たし、
同時に近隣のママさん達との接触を避け続けて
きた妻も、ついにママ友デビューとなりました。
僕の妻はけっして人見知りなわけでも、友達が
いないわけでもないんですが、とにかく出不精
な上に、友達とは「狭く深く」付き合うタイプ
なので、ママ友という子供を通じた輪に自分で
入っていくことは大の苦手なようです。
公園デビューとなったその日は、帰り際になって
一組の親子が遊びにきたらしく、少しだけ会話を
したとの事でした。
ただ、これといって共通の話題もなく、お互いが
どこに住んでいるかも聞けずに別れたとのこと。
名前も聞けず、妻はひどく落ち込んでいました。
しかし、そんな大人の都合など関係なく、娘は
新たな外の世界に興味津々のようで、よっぽど
公園が楽しかったのか、玄関や庭を指差しては
連れてけ!と日々訴えてきます。
公園デビューさせた日は、あらかじめ自宅の
窓から「誰もいない」ことを確認してからの
出陣だったようですが、これから頻繁に遊ぶ
ことになれば、そうも云ってられません。
僕としては、このチャンスを利用してもらって、
まずは一人だけでもママ友を作ってもらいたい…
と願っていますが、やはり妻は気が進まないのか
なるべく人がいない時間帯に遊ばせたいようです。
まあ、妻の気持ちも分からなくはないです。
たしかに子供を通じた近所付き合いは、時として
億劫にもなりますし、面倒なことに巻き込まれる
可能性もあります。
子供同士の喧嘩や、ママ友内の派閥争いなどなど、
これから無駄なストレスを抱えるかもしれません。
無理してママ友を作る必要はありませんが、この先
いつかは接しなくてはならなくなるので、なるべく
今のうちから信頼のおけるママさんと仲良くなって
もらいたいと願う今日この頃です。
hidechichi