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父親の視点から考えてみよう

幕末の志士に学ぶ

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ふと自分の年齢と、その時々の自身の仕事ぶりを
顧みた時、歴史上の人物たちがどれだけ若くして
後世に名を残す偉業を成し遂げてきたか、改めて
思い知らされる時が度々あります。


中でも、約260年も続いた徳川幕府という長期政権
を倒すため、次々と生まれてきた乱世の英雄たち、
すなわち幕末の志士たちからは、発想力や行動力、
その生きざまなど、多いに学ぶことができます。


数多くの志士を育て上げた吉田松陰は29歳。
歴史好きに根強い人気を誇る坂本龍馬は31歳。
奇兵隊の創設者として名高い高杉晋作は27歳。


これだけ歴史上に燦然と輝き、後身に多大な影響を
残した偉人たちが皆、働き盛りで生涯を終えている
ことに、ただただ驚きと畏敬の念を禁じ得ません。


高杉晋作 松陰の志を継いだ稀代の風雲児 (PHP文庫)


例えば、

のちの初代内閣総理大臣伊藤博文公爵が
松下村塾の兄弟子にあたる高杉晋作を指し、

動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、
衆目駭然、敢えて正視する者なし。
これ我が東行高杉君に非ずや。


(意訳)
動けば雷電のように、話せば風雨のように、
周囲の者はただただ驚き、呆然とするばかり。
あえて正視する者すらいない。これこそが、
我らの高杉晋作ではないか。


と述べており、その天才ぶりが伺い知れます。


そんな稀代の革命志士といえども、病には勝てず、
僅か27歳という若さで逝ってしまったのは何とも
残念でなりませんが、果たして自分に置き換えて
みたとき、その年齢で何をしていたのでしょう。


現代の一般的な27歳といえば、大卒入社であれば
まだ入社4年目、社会人としては未熟も未熟、自分
のことで精一杯で、会社全体の事など考える余地
もなく、ただひたすらに目の前の仕事をこなす事
ぐらいが関の山だと思います。僕はそうでした。

hidechichi.hatenablog.com

こうして時折ふと、幕末の志士たちを思った時、
気がつけば高杉を、龍馬を、そして松陰の生涯
よりも長く生きることができている自分に対し、
まだまだ厳しく、気持ちを奮い起こして色んな
ことにチャレンジしなくては!と思う日々です。


働き盛りの今、やるべきことをやり、時間を有効に
使ってたくさんのことを学び続ける一生でありたい
と思っています。


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