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父親の視点から考えてみよう

好事魔多し

娘の生後一ヶ月検診から始まって、
お宮参り、夏休みを利用した帰省等、

少しずつ初めての育児を夫婦で協力
しながら、楽しめるようになってきた
のは、生後半年が経った頃でした。


生活リズムも定まり、娘の表情も
豊かになってきて、改めて妻にも
感謝の言葉を伝えたり、お互いが
自発的に協力して育児に取り組む
姿勢が板についてきた時期でした。

ところが…

Half birthday をお祝いをした週末
以降から、妻が些細なことで声を
荒げたり、ドアを思いっきり音を
立てて閉めたりするような言動を
取るようになりました。


やがて判明したのは、想定よりも
だいぶ早かった出産後初の月経。

妻いわく、友達は一年こなかった
とか、母乳で育てているので更に
遅れる、などの情報を持っており
本人が一番びっくりしていました。


妻は元来、女性のメカニズム的要因
で起こる周期的な体調不良は少ない
体質で、僕が知る限り不機嫌になる
とか攻撃的になるとかはありません
でした。

やはり、出産によって乱れたホルモン
バランスの修復には、気力と体力だけ
では補えない何かがあるようです。


そして、ここからはホルモンバランス
との、果てしなく長い戦いでした。


勿論、本人も辛かったと思いますが、
攻撃対象とされた僕もきつかった…。

すべてが順調だと思ったいただけに、
まさに “ 好事魔多し ” と痛感しました。


情緒不安定で一日中、乱高下したり
時には物を投げつけたり、なかなか
忍耐力を要する事態になりました。

口を開けば喧嘩になりそうなので
僕からは極力黙っている日々。

ですが、これでは根本的に
解決しませんよね。


心がけたのは、妻が一人になる
時間を僅かでも提供すること。

それと出来る限り、週末は外出し、
行きたい場所に連れていくこと。

例えば庭園めぐりなど。
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そして、やっぱりきちんと女性の
メカニズムを知ることも重要です。

PMS(月経前症候群)、
PMDD(月経前不機嫌性障害)

などなど、インターネットを通じて
簡単に調べられただけでも、すごく
気が楽になったことを覚えています。

実際にPMSの治療をされている方の
ブログを拝見したり、対処法を学ぶ
ことで、妻のイライラに理解を示す
ことができたのかなと思います。


長文になってしまったので、
次回に続きます。


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