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父親の視点から考えてみよう

依存心を無くすためにやるべきこと

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依存心を無くすためには、とにかく
自分が納得するまで調べ尽くすこと

だと、僕は思っています。


人はどうしても他人に依存して、その結果
が悪かった時、往々にしてその原因を他人
のせいにしがちです。原因他人論ですね。
※僕もこれまで他人のせいばかりしていました。


どうして依存してしまうのか…。


それは結局、自分は専門外だと決めつけて
知らないことを正当化してしまうからです。

つまり分からないことをそのまま放置して、
自分は詳しくないから…、が口癖となって、
これが繰り返されて「依存」が常態化します。

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これは娘が原因不明の無熱性痙攣を群発し、
乳児病棟への入院を余儀なくされた時でも、
僕たち夫婦は動揺も手伝い、ひどく医師や
看護士の方々に依存していました。


病院なんだから…
小児科医なんだから…
入院患者とその家族なんだから…


だから何でも手厚く診療してくれて、入院中も
小まめに診に来てくれて、何かあってもすぐに
駆けつけてくれるはずだ。

本気でそう思っていました。


これこそが、本当に怖い「依存」です。


現実はどうかといえば、痙攣も治まって山を
越えたと診断されれば、ICUおよび特別室から
移動となり、医師などが待機する救急センター
から離れた一般病棟へ移ります。


実際、娘に取り付けられた測定器の意味や、
酸素吸入の値、点滴がどれくらい持つか等、
具体的な説明もないまま、慌ただしく移り、
一息ついていると、けたたましくアラート
が鳴ったり、測定器の部位が外れたりします。

慌ててナースコールを押して、状況を伝えても
すぐに飛んできてくれるわけでもなく、不快な
アラート音が鳴り響く中、僕たち夫婦は煮立つ
わけなんです。


ですが…


よくよく考えれば、部屋を移動する際に
きちんと測定器のこと、酸素吸入のこと、
点滴の時間や終わった時のコールのこと、

これらをきちんと自分で聞いていれば、
慌てふためくことはなかったわけです。


それを自分たちは「知らないこと」を盾にして
対応してくれるのが当然とばかり、病院関係者
にどっぷりと依存していました。


僕たち夫婦は、今回の娘の入院で
依存する怖さを知っただけでなく、

改めて、納得するまで自分で調べ尽くして、
娘のことを他人に委ねないと誓いました。


人間、弱い生き物です。


今日の明日で、そうそう依存心を絶つのは
難しいことですが、意識して脱依存を図り、
父親としての責務を果たしていきます。


hidechichi


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