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父親の視点から考えてみよう

親が子供に叶わなかった夢を託す話

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以前にも書きましたが、僕は母親の肝いりで
あらゆる習い事を掛け持ちし、とても多忙な
幼少期を過ごしました。

hidechichi.hatenablog.com


母親は当時のことを回想して、

あんたには兄弟をつくってやれんかったから、
せめて人見知りせんように習い事させて友達
たくさん作ってやりたかったんよ。

あとピアノはね、私が子供のころ習いたくても
習えんかったから。あと英語もそうね。

と、今でも話をします。


一粒種だった僕のことを想って、
かなり前のめりな教育でしたが、

今にして思うと、僕は果たして母親の期待に
何かひとつでも応えてやれたのだろうか??
と、考える日々です。

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そして妻も、あの頃の母親と同じように、

自分が子供の頃にやりたくても出来なかった
習い事をさせることを夢見て、すでに資料を
取り寄せたり友達から情報を仕入れたり、と
かなり熱をあげています。


もちろん、僕も習い事は大賛成です。


それに妻を見ていると、かつての母親
を見ているようですし、それだけ子供
への愛情が深い証でもあります。


ただし、親としてやらせてみたい習い事は
たくさんありますが、過剰に期待してみたり
本人がやる気がないのに強いるようなことは
しないよう、妻には言い聞かせています。


僕の経験上、自分の意志とは離れたレールを
走っても、最後には必ず脱線してしまいます。
※習っている科目そのものが嫌いになります。


習い事を始めるキッカケは親かもしれませんが
それをどれだけ夢中になれるか、続けられるか
は本人次第です。親の行き過ぎた介入はやがて
子供にとって、プレッシャーにしかなりません。


そうは云っても、ついつい口を出したり
友達と比べたり、いろいろ心配するのも
親だからこその愛情なのだと思います。


子供と適切な距離感で、習い事を
応援できれば一番いいですよね☆


hidechichi


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