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父親の視点から考えてみよう

転ばぬ先の杖はホドホドに。

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可愛い我が子が、おぼつかない足どりで一生懸命
近づいてくると、つい手を貸してしまいませんか?


転ばないように手をそえたり、
ちょっとの段差で抱き抱えたり、

娘と接する機会がどうしても週末に限られている
僕は、率先して「転ばぬ杖」を担ってしまいます。

hidechichi.hatenablog.com


ところが、毎日ほとんどの時間を娘と共に過ごして
いる妻の場合、「ここまでなら大丈夫」という娘の
限界値を知っているんですよね。


僕「うわ!テーブルにのぼってるよ!
妻「あーそうそう、昨日から急にね~


僕「母ちゃん!ソファから落ちそうだ!
妻「大丈夫。勝手に自分で降りるから~


毎週末こんな感じです。


休日を迎えるたび、僕はひとりハラハラしたり、
娘の突拍子のない行動に驚いたりしていますが、
妻は至って平然としています。


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人間「失敗から学ぶ」ことで大きく成長しますが、
娘を見ていると、すでに学び始めているようです。


転んだ場所、落下した場所、びっくりしたもの、
それらすべてを覚えていて、気がつけば器用に
迂回したり、落ちないように恐る恐るお尻から
スルスルと滑りながら降りたり…。


こんな姿を見せられると「失敗」をする
ことが、いかに大切なことか分かります。


裏を返せば「僕が手助けする」ことで、娘の
学習する機会を奪っていたのかもしれません。


危険なことを止めさせることは、親の責務ですし、
時には本人のためにも叱らなければなりません。


でも、それ以外のことは手助けしたい気持ちを
グッと堪えて、なるべく見守っていきたいです。


hidechichi


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