hidechichi style

父親の視点から考えてみよう

自分から出来なかった挨拶の話

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僕は毎朝、家から駅まで歩いています。


まだ早朝なのでほとんど人はいませんが、途中の
公園あたりで毎回、犬を散歩されている老婦人と
かれこれ一年近く、すれ違っています。


初めて出会った時、僕は黙って
横を通り過ぎようとしました。


すると「おはようございます」と声を掛けられ、
振り返ると、ニッコリ笑顔で会釈されたんです。


この時の僕は不覚にも、少し驚いてしまって
きちんと挨拶を交わしたことすら記憶にない
ぐらい、すぐに自責の念に苛まれました。


子供の頃、両親から口酸っぱく「挨拶」について
教育されてきて、当時住んでいた団地の管理人や
清掃員の人にも躊躇なく大声で挨拶していました。


それが、いつしか時が過ぎて、何となく億劫に
なったり、ぶっきらぼうに振舞うことで優越感
に浸った学生時代を経て、今の自分があります。


( いつから挨拶が出来ない大人になったのか…)


そう考えた時、あの品のある老婦人に自分から
挨拶しようという選択肢すら無かったことに、
自分のことながら非常なショックを覚えました。

※この出来事があって、娘への言霊の第一条にしました。
hidechichi.hatenablog.com


翌日から、姿を見かければ必ず僕のほうから
挨拶したり、時間に余裕があれば二言三言、
会話を交わすようになりました。


老婦人と別れた後は、何となく晴々として、
一日の活力を与えてもらったように感じます。


ですので、やっぱり娘には「挨拶」の大切さを
教えてやりたいし、挨拶をされて気分が悪い人
はいないことも教えていきたいと思っています。

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最近めっきり意思表示も出来るようになって、
おはよう、こんにちわ、こんばんわ、に対して
ニッタリ笑って手をあげて応答します。


ちょっとふてぶてしい感じに仕上がって
いますが、それもご愛嬌ということで☆


hidechichi


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