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父親の視点から考えてみよう

【父親にかけてもらった言葉】「やり始めたことをやり遂げられるか」は、親である自分がまず実践する

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人間誰だって、やり始めるのは簡単なんだよ。
問題なのは次。それをやり遂げられるかだぞ。


かれこれ10年以上前、僕が一度だけ転職を考えて
父親に相談した際に云われた一言ですが、今でも
毎年新調する手帳に、この言葉を一筆記してから
使用するほど、影響を受けたものです。


この「やり遂げる」という言葉は、僕の中では
確固たる信念というか、父親から託された家訓
のような気がしていて、今後の育児にも多分に
取り入れていくつもりです。

hidechichi.hatenablog.com

このブログでも何度か書きましたが、元トリンプ
吉越浩一郎さんは、やり切ることの重要性を以下
の逸話の中でこう語っています。

トリンプの社長時代から、衣料品チェーン、
しまむらの中興の祖である藤原秀次郎さんとは
親しく、しまむらの先進的な物流システムなど
をよく見せてもらっていました。

あまりにも親切丁寧に説明してくれるので、
あるとき「そんなことまで話してしまって、
大丈夫ですか」と聞いたんです。

すると、藤原さんは「これはそう簡単にできる
ものではありません。まねされたとしても、
最後までやり切れる会社はまずないですから、
公開しても全く問題にならないのです」と、
きっぱり言いました。

※引用>教えて!吉越さん 熱血ビジネスリーダー塾


吉越さん自身、トリンプ時代には「残業禁止」や
私語厳禁の「がんばるタイム」、「早朝会議」の
導入に際し、最初は多くの反発があったそうです。


それでも諦めず、リーダー自らやり遂げる意志を
示したことで、やがてそれが19期連続増収増益へ
繋がったと、ご自身で回顧されています。


実はこの「やり遂げる力」を最も持っている
のは、子供たちなのではないかと思います。


子供を見ていると、周囲に目もくれず夢中になって
おもちゃで遊んだり、何かを取ろうとしたり、大人
が手解きをしなければ永遠に続けそうな言動をよく
目にしますよね。

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でもこれこそが、本来人間が生まれながらに持つ
「やり始めたことをやり遂げる力」だと思います。


それがだんだんと成長するにつれ、諦めることを
覚えて、良くも悪くも要領を学び、ふと気付くと
いつのまにか「継続すること」に四苦八苦する…


やはり「継続は力なり」の言葉通り、仕事にせよ
私生活にせよ、やり始めたからにはやり遂げる!
この意志を持って過ごしていきたいと思います。


そして、このことをいかにして娘に伝えるかは、
難しく考えず、シンプルにまず僕自身が実践し、
言動で示していければと思います。


hidechichi


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