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父親の視点から考えてみよう

働き方改革により妻と結婚できた話

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昨今「働き方改革」が世間を賑わしていますが、
今回は、僕が妻と出会った六年前、ある著者の
おかげで働き方が劇的に変わったという話です。


それは吉越浩一郎さんという、

下着メーカー、トリンプインターナショナルの
日本支社(トリンプインターナショナルジャパン)
で2006年まで社長を務め、19期連続増収増益を
達成された稀代のトップリーダーのこと。

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知人に薦められ、初めて吉越氏の著書を
読んだ時のあの衝撃は、今でも忘れません。


当時は独身で、妻とは交際を始めたばかり。
しかし仕事で早く一人前になりたい一心で、
毎晩残業、時には徹夜をしてまで仕事に没頭
し、どこかでそんな自分を美化していたかも
しれません。残業してこそ一人前みたいな…。
※嫌気がさした妻は別れようと思ってたらしいです。


そして…。


そんな僕の仕事のやり方は、吉越氏の本により
真っ向から全否定され、少しだけ芽生えていた
自信も粉砕されたのを、今でも覚えています。


一例をあげると、

★残業は絶対禁止 (デッドラインを設定せよ)
★ホウレンソウ禁止 (報告、連絡、相談は無駄)
★会議資料作成禁止 (情報を常に共有化せよ)
★がんばるタイム (120分間 会話通話の禁止)

などなど、当時の僕にとっては未知の世界で、
読みながら思わず呻き声をあげていました。


読み終わって、まず思ったことは…

(俺には無理やなあ…。)

ということ。でもやってみたい。


妻(当時は彼女)に話をしてみると大賛成。
デートもできるし、そりゃそうですよね。


「残業禁止」すなわち「定時までに職務遂行」
するわけですから、とんでもなく密度の濃い
仕事量を集中して捌いていかねばなりません。

そしてこれまで残業という「犠牲」の上で
成り立っていた偽りの成果から、純然たる
本当の成果を生み出す必要があります。


正直、僕の能力では定時退社は厳しいです。

それでもいいので、著書にあるデッドラインを
設けて、とにかく時間に追いまくられながらも
何とか残業60分以内は継続実践中です。


仕事とは、能力が高いからスピードが早い
のではなくて、スピードをあげるから能力
があがっていくのだ…。

この教訓はずっと大切にしていきます。


そして自己改革をしたおかげで、

妻との結婚があり、そして娘が誕生したんだ
と思うと、何か感慨深いものがあります。


hidechichi



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