hidechichi style

父親の視点から考えてみよう

巧遅であるより拙速であれ

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このブログでも頻繁に登場する、元トリンプ
吉越浩一郎さんの言葉ですが、齢を重ねる度に
この教訓が活きてくるような気がしています。


公私において直面するのが、何か行動に移したいと
思っても、迷ったり考え直したり、周囲を見たりと
なかなか最初の一歩が踏み出せないケースです。


プライベートであれば、逡巡したとしても迷惑が
掛かるのは身内か友達に限られますが、仕事では
決断が遅いことで、多数の人に迷惑が掛かったり
大切な商機を失うことになります。

hidechichi.hatenablog.com

吉越さんは自身の著書やインタビューの中で、
拙速の大切さを以下のように説いています。

仕事というのは、計画段階で6割くらい正しい
と判断できたら実行段階に移り、あとは走り
ながら考えて、決めていけばいいのです。

巧遅であるより拙速であった方がずっといい。
間違ったと思ったら、途中で修正して、精度を
高めていけばいいんです。


齢を重ねて、曲がりなりにも組織を束ねる長とも
なれば、その決定権は個人のものではありません。

組織の長が「あとでやろう」とか「ま、いいか」と
行動に移さないと、当然ながら部下はもっと行動が
遅れ、チーム全体が鈍重な組織となっていきます。


人間誰しも加齢と共に、新しいやり方や前例のない
対応に対して億劫になり、やがて面倒が勝っていく
ことで、現状維持に固執するようになります。

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じつはこの教訓は、育児においても大変有効です。


買おう買おうと思って迷っているうちに、いざ本当
に必要な時に手元に無い、新しいことをやらせるか
迷っているうちに締切りを過ぎてしまった、とか…

こんなことは枚挙に暇がないと思います。


ですので、僕は妻に対しても「迷うならやろう」と
常に背中を押して、仮に失敗だったとしてもその時
やめればいいと思っています。


hidechichi



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