僕たち夫婦が話していると、1歳の娘は必ず
どちらかの足にまとわりついて、一方の様子
をじぃーと伺うようになってきました。
まるで会話の中身を吟味するかのように、まっすぐ
見つめてくるので、迂闊に言い争うことも憚られ、
立派に夫婦円満の指南役を務めてくれています。
言葉の意味が理解できないぶん、その時の声音や
両親の表情をしっかり観察して、娘なりに雰囲気
を感じ取ろうとしているんだと思います。
日々新たに行動範囲も広がり、自分で判断し、
もしかすると両親の会話だって何となくでも
理解しているかもしれません。
ですので、夫婦の日常会話ひとつ取っても
言葉づかいや偏見に満ちた物言いをしない
よう、注意を払わなければなりません。
物心つく頃、両親が常日頃から偏見に満ちた会話
をしていると、確実に子供に伝染すると思います。
勝手なイメージや噂だけで判断せず、自分たちの
目で確認し、確実な情報だけを伝えていかないと、
子供は両親以上に偏見で会話をしてしまうかも…。
子供は見ていないようで、しっかり見ています。
僕たち夫婦は親として、子供に恥ずかしくない
言動を心掛け「見られている」「聞かれている」
ことを意識して生活していきます。
hidechichi