hidechichi style

父親の視点から考えてみよう

ポジショントークはやめよう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


自身への戒めの意味も込めて、このブログでは
可能な限り依存心を捨てる術を模索しています。

hidechichi.hatenablog.com

政府が緊急事態宣言を発令し、これまでの個々の
自粛から、集団での行動変容が求められる事態へ
と、日本社会全体が変化を求めらています。


先般、NHKスペシャル厚生労働省に設けられた
クラスター対策班の苦悩と警鐘、行動検証データ
に基づくエビデンス等が放映されました。

対策班の先生も述べていましたが、彼らは逐一、
政府や自治体に対して見解や助言、要請事項等
を情報提供しており、おそらくその切実な警鐘は
首相を始めとする政府関係者にも伝わっています。


それなのに、なぜ首相会見や政府の打ち出す対策
に対して、苛烈な批判が収まらないのでしょうか。

首相が8割の接触を控えろと云ったが無理だ!
自粛要請をするなら補償もセットにすべきだ!
30万円の支給対象世帯が狭すぎる!不公平だ!


どの意見も、その通りだと思います。

ですが、このように声を荒げて政府を批判して、
やる事なす事、片っ端から不平不満を口にする
人々に限って、そこまで切実な状況に陥っては
いないケースが多いと思います。


批判ツイートだけが生業の野党議員、偏向報道
に勤しむマスメディア、テレビやラジオで批判
を繰り返す自称専門家や芸能人たち…


この人たちは皆、明日も普通の生活が約束され、
30万円が支給されなくても困りません。

自身は満員電車に乗らないのに、まるで毎日
過酷な通勤に怯えているかのように振る舞い、
なぜ電車を止めないのか!と批判します。


つまり、自分は安全な場所にいて、高見の見物
をしながら批判を繰り返すポジショントーク
楽しんでいるだけです。


僕は自民党支持者でもなければ、首相のファン
でもありませんが、伝え方や演説の上手下手は
ともかく、現行法の下で最大限の試行錯誤する
政府や自治体の施策を馬鹿にするような発言は
すべきではないと思います。

f:id:hidechichi:20200414164758j:plain

友人の中には、飲食店経営者やジム経営者、
ブライダル専門のパーソナルトレーナーなど、
今回のコロナ騒動で苦しんでいる人がいます。


彼、彼女たちは厳しい逆境下でも、知恵を絞り、
頼るべき支援を行政に打診し、金融機関等にも
早期に相談して、前向きに行動しています。
(文句を云う時間すら惜しいとの事)


立ち止まって政府や自治体の支援を待つだけでは
座して死を待つ事と同じです。本当に困った人は
気力を振り絞り、生きる活路を見出そうとします。


そして無我夢中で動き回っているうちに、後から
具体的な行政からの支援であったり、目に見える
形での経済対策が施されるはずです。


未知のウイルスとの戦いに、必勝法はありません。

ポジショントークはやめて、皆で知恵を出し合い、
日本国民としてこの難局を打開していきましょう。


hidechichi


にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村