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父親の視点から考えてみよう

【子供の教育】もうすく始まる全国民対象の金融リテラシー向上教育。2022年より高校家庭科で「投資信託」の授業が開始!

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麻生副総理 兼 財務大臣の「老後2000万発言」
を端に発し、改めて国民の金融リテラシーの
低さが明るみに出てしまった日本。


僕たち現役世代の積み立てている年金保険料を
管理しているGPIF(年金積立金管理運用法人)
自体、資産運用によって投資収益を挙げ、少し
でも次世代の子供たちの負担が軽減されるよう
長期に渡る分散投資を実施しています。


そして、喫緊の課題である少子高齢化の対策と
して最も金融庁が力を注ぐのが、次世代向けの
金融リテラシー向上計画、つまり学習指導要領
への「金融授業」の組み込みです。


これまで日本人にとって「お金」は、基本的に
大人が取り扱うものであり、その大人でも株や
投信と聞くと尻込みしてしまったり、ただ堅実
に銀行に預金をするのが大人の嗜み・・・
これが一昔前の一般常識でしたよね。


確実にやってくる超少子高齢化社会を前にして、
ついに国は本格的な金融教育を学生たちに施し、
自分で豊かな老後生活を目指してもらう方針に
舵を切りました。


つい先日までは、子供にいつスマートフォンを
与えるべき?などと議論をしていたはずなのに、
もうそんな次元ではなく、スマホひとつで投資
を経験させる時代がすぐそこまで来ています。

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子供たちのように頭の柔らかいうちから十分な
金融教育が成されれば、とても効果的ですね。


しかし問題なのは、僕を含めた親である大人の
金融リテラシーが著しく低いため、大人が子供
についていけないケースが続発することです。


僕たちの子供時代、つまりは僕たちの親世代に
とっての銀行や郵便局というのは、ただ預金を
しているだけで金利がついて、気がつけば十分
な財産が形成できていた時代でした。


ご存じの通り、現在では銀行神話は完全に崩壊
し、むしろ銀行への預金はリスクですらある訳
ですが、僕たちの親世代はこの危機感が希薄で、
未だに銀行を信奉している節があります。


その親世代に育てられた僕たち現役世代も同様
で、未来永劫、日本円の強さを信じ、大手銀行
に就職できたのは同世代でトップクラスの成績
優秀者たちでしたので、最近続編が開始された
連続ドラマ(半沢直樹)が高視聴率となるのも、
分かるような気がします。


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未来の子供たちが金融教育を受ける傍らで、
大人たちが旧態依然のままで良いはずもなく、
この学習指導要領の組み込みによって急速に
国民の金融への意識は向上すると思われます。


とにかく、来る全国民対象の金融教育が開始
される前に、少しでも僕たちは自学自習をし、
今やれることをやって少しでも金融リテラシー
を向上させなければなりません。


身近なところでは、
www.fsa.go.jp

www.ideco-koushiki.jp

などが手軽に始められる資産運用として存在
しますが、「金融授業」が始まれば子供用の
実習教材として使用されるかもしれません。
※15歳からの新NISAが出来るかも?


金融リテラシーを向上させれば、半ば呆れて
本音を言い放ってしまった麻生さんも、少し
言葉を選んでくれるかもしれませんね(笑)


我が家でも生活防衛資金を維持しながら
少しずつ積み立て投資を継続中ですので、
その話もいずれまた。


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